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京都工芸繊維大学男子ラクロス部

ウィンターに向けて ー AT 馬場柊弥 ー

1回生ATの馬場柊弥です。

まず初めに、平素より京都工芸繊維大学ラクロス部を応援して下さっているOB・OG会、大学関係者、保護者の皆様、誠にありがとうございます。

 

初めてのブログで何書こうと思って書いていたらすごい量になっていました。拙い文章ですが読んで頂けると嬉しいです。

 

ウィンターのこととは話がズレますが、先輩方二部昇格おめでとうございます。お前も部員やんけって言われそうだけど、この結果は先輩方のこれまでの努力の賜物だと思います。その瞬間を目の当たりにでき、少しでも関われたことが嬉しかったです。

強かった、カッコよかった、憧れた。僕はリーグ戦で一度も負けるとは思わなかったし、勝ってくれるって信じてた。結果は知っての通り。結果を出し続けることがどれだけ難しいことか、どれだけ苦労してきたのか僕には計り知れない。

さらに、リーグ戦で忙しい時もいつも一回練に参加して練習を支えてくれた、分からないことや自分では気づけなかったところは丁寧に教えてくれた。練習がないときは誰かがどこかで自主練してる、自分より何倍も努力してる。カッコいい先輩が自分より何倍も努力して結果を出し続けている、常に前を走ってくれる。目標となる人が身近にいて、その人から分からないことを聞けるこの環境は本当に恵まれていると思う。本当にありがとうございます。

 

やっと今までのことを振り返っていきます。ここまで7ヶ月やってきて楽しいこともあったけど、辛いことの方が多かったかなって思う。特にサマーの8、9月は本当にしんどかった。自分の評価と周りの評価は同じだと思うけど、DFに関しては本当に良かったと思うし、自分もとても信頼していた。でも、勝てなかった。点が取れないから。自分はATで固定して使ってもらっていたのに、自分がOFを引っ張っていかないといけないのに、結果を出せなかった。あれだけ楽しかった練習も自主練も楽しくない、練習し続けるのはただ勝利への渇望から。しんどくても勝てば報われるやろって信じてやり続けた。明るいうちに動いて、暗くなったら家で座学。一回生で下宿してるのが僕だけだから、自主練も一人のことが多かった。土砂降りの雨の中でも台風前の強風の中でも一人でやり続けた、でもなかなか上手くならない。

そんな中迎えた9/3サマー本番、クロスがイリーガルと分かって試合前に結構浅くした。視野も広い、声もよく聞こえる、程よい緊張感で臨めている、メンタル面の調整は完璧に近かったと今でも思う。ただ、その時の自分には直前に変えたクロスに合わせれるほどの実力はなかった。普段通りプレーしてるのになぜかボールが落ちる、キャッチでも1on1でもボールが落ちる。決定機には何本もシュートを外した。体の外は熱いのに、内側は冷たい、そんな感覚だった。結果は一敗一分。この試合のために夏の全てを賭けたのに、練習でやってきたことを出しきれず、不完全燃焼で悔しいとも思えなかった。でも、時間が経つにつれて道具の管理を怠り、試合でミスをした自分への憤りと支えてくれたチームメイト、スタッフ、コーチ、先輩に対しての申し訳なさが溢れた。支えてくれた人へできる恩返しは結果を出すことと思いやってきたのに何もできなかった。

 

これまでの文章はその当時のことをありのまま書いたつもりです。ここまで読んでくれた皆さん、どう思いましたか?色々感想はあると思いますが、この文章にこそ自分の弱さが現れていると思います。僕は、『自分のことしか考えてない』ことだと、サマー後の反省で考えました。

チームのためと言いつつ、結局自分のことしか考えてなかった。人と関わろうとしなかった。

そう気づいてからは、自分のことに加えてチームのことも考えるようになった。気づいたことがあれば、それがチームのためになると判断したらどんな小さなことでも言うようになった。分からないことがあったら、必ず人に聞くようになった。他にも声出しとか移動を素早くするとか、小さな行動を変えていった。もちろん全て良くなったとは思わくて、恥ずかしい、やりたくない、嫌われたくないって行動に移せなかったこともあった。でも、行動に移せることは明らかに増えたし、何より不思議と人への感謝や敬意を持てることが増えた。そうしたら、またラクロスが楽しくなっていった。サマーで負けて良かったとは絶対に思わないけど、あの敗戦から何かを得て成長できたと思うと良かったと思う。成長を実感できて、少し嬉しかった。

あと、今回のブログの写真はサマーで得点を決めた時の写真です。その当時は「みんなに決めさせてもらった」って思っていたけど、今では「みんなが繋いでくれた」って思えるようになった。こう思えるようになったのも本当に良かった。何もいい思い出ができなかったと思っていたけど、試合が終わってその価値に気づくことができた。これも成長できたからかな。

 

ウィンターまで残り少し。今回は龍谷大学さんと京都産業大学さんと合同で試合に出ます。サマーから学んだこと、成長したところ(技術的にも精神的にも)を発揮できるよう頑張ります。そしてみんな、サマーでは一勝もできなかったけどウィンターこそは絶対に勝とう!!

 

次は育成担当のゆうごさんです。普段は面白い先輩で最近お酒飲んだ時の豹変具合にとても驚かされましたが、プレーになると俊敏な動きで敵をゴールに寄せ付けない頼もしい先輩です。ゆうごさん、よろしくお願いします!




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